2007/02/18

Gガール 破壊的な彼女


仕事はできるが恋愛には不器用。でもニューヨーカーなら相手にも指南役にも事欠かない。というわけで、ナンパ相手が美しいスーパーウーマンだったらというロマンティック・コメディー。アイヴァン・ライトマンとユマ・サーマンの組み合わせなら押さえときたいと思ったが、そんなことは無かった。

オープニングからテンポ良く笑わせてくれる。スーパーパワーは下半身にどう作用するか、というパロディー感覚の下ネタも、都会派の艶笑コメディーとしてはありだろう。でも、中盤以降、Gガールがやたら嫉妬深く、暴力的という正体があらわになるあたりからギャグも失速。ここは嫉妬深く暴力的、だけどそこがチャーミングという風に見せてくれないとなぁ。

要はSEX and the CITYをアメコミヒロインにやらせたら面白いんじゃない、てなことから始まった企画に見えるが、主人公の上司や友人などの説得力の無さも弱いし、コメディーというにはユマ・サーマン恐過ぎ。狙いは艶笑でもエロティックではないし、ロマンティクさも欠いてしまった。

監督:アイヴァン・ライトマン
脚本:ダン・ペイン
製作総指揮:ビル・カラッロ
衣装デザイナー:ローラ・ジーン・シャノ
音楽:テディ・カステルッチ
キャスト
ユマ・サーマン、ルーク・ウィルソン、アンナ・ファリス、レイン・ウィルソン