
「オリバー・ツイスト」初日の最終回を観ようと出かけたが、免許取り立ての愚息1号が混んだ駐車場で難儀してる間に上映開始時刻を回ってしまった。ほんじゃ、ま、次善の選択ってことで、高倉健先生の単騎千里か、J・フォスター女史の飛行計画。あまり食指は動かないけどゾロって手もある。だけど、どれも上映開始迄30分以上あるのがよろしくない。
ん、あと10分で始まるあれ、どう?「最終兵器彼女」。題名は聞いた事あるが、内容は知らん。何か面白そうな気配もあるんじゃない。だったらめっけもんだ。んじゃ今日はこれにしよう、てんで切符を買った。
何故か判らないが日本は戦争のだだ中にあり、何故だか判らないが彼女は「最終兵器」として戦争の中心にある。しかし彼女は消失点に向かって動きだし、その運命は誰にも変えられない。と、こんな感じの設定で、不治の病を「兵器」に置き換え、そのミスマッチ感でみせる、セカチューな純愛ドラマ。
SF的な絵作りは結構楽しめるが、時間のほとんどとアップを多用して描き込んだ純愛ドラマ部分は恐ろしく陳腐で退屈。恋愛にリアリティーが無く、僕を演った少年にとことん魅力が無いのも観ていて辛かった。
だが、これは、身の程知らずに迷い込んだオヤジの妄言、筋違いも甚だしい暴言かもしれない。おそらく、製作側や「最終兵器彼女」ファンにとっては、こうでなくてはならない、といった必然性ある役者の起用や脚本演出なのかもしれん。だったら嫌だな。