2008/11/13

ゲット・スマート

60年代に大流行したスパイ物のTVシリーズの中、異彩を放っていた007パロディ「それいけスマート」の映画化。主演のスティーブ・カレルはTVのドン・アダムスには似てちゃいないが、キャラクター的にはドンピシャの雰囲気。諜報本部の無意味に連続するドアや靴電話など、そこかしこにちりばめられた昔懐かしい定番のくすぐりに思わずニンマリ。

アラン・アーキンのとぼけた味わいで楽しませ、テレンス・スタンプのニコリともしない強面振りにしびれさせ、ジェームズ・カーンをワンポイントリリーフに起用するなど、行き届いた目配りでオールドファンを喜ばせる。若年層への対応もドウェイン・ジョンソンやマシ・オカ等のナンセンスなギャグで抜かりが無い。何だかんだと予想以上に笑わせられたのは嬉しい誤算だった。

でも一番の誤算はセクシーでキュートな魅力を発散したアン・ハサウェイの華やかなコメディエンヌ振り。プリティプリンセス、ブロークバックマウンテン、プラダを来た悪魔などで観たけど、今回のアン・ハサウェイ最高だった。

Get Smart
監督:ピーター・シーガル
脚本:トマス・J・アッスル、マット・エンバー
製作総指揮:スティーブ・カレル、ブレント・オーコナー、
製作:アンドリュー・ラザー、チャールズ・ローブン、
撮影:ディーン・セムラー
音楽:トレバー・ラビン
美術:ウィン・トーマス
キャラクター原案・監修:メル・ブルックス、バック・ヘンリー
出演:スティーブ・カレル、アン・ハサウェイ、ドウェイン・ジョンソン、アラン・アーキン、テレンス・スタンプ、ジェームズ・カーン、マシ・オカ
2008年 アメリカ 1時間50分