2007/01/04

エラゴン


ドラゴンとドラゴンライダー達の平和を蹂躙し、世界を暗黒と変えた邪悪な支配者ジョン・マルコビッチ。そこに、選ばれし少年が新たなドラゴンライダーとし て誕生する。少年にフォース授けるジェダイにジェレミー・アイアンズ。魔力を駆使して少年を追いつめるベーダー卿にロバート・カーライルという渋い布陣。

世界観が随分ロマンティックというか甘いし、ヒーローもヒロインも新人。新味はあるが軽さが先に立つ。だもんで要所に重量感のある役者を配して相 殺しようといったところだろうか。意外やジョン・マルコビッチはさほど見せ場が無く、むしろ今迄見たことの無い格好良さが魅力的だったジェレミー・アイア ンズと、病んだ悪党ぶりが板に付いたロバート・カーライル、この二人が敢闘賞。

ドラゴンの誕生から成長、翼の動きや火炎放射など、生態や動きの描写は全く自然に見える。飛行速度の速さや操縦性能の素晴らしさなど、ドラゴンの視点で見せる飛行シーンが新機軸。

CGの進化はとどまるところが無い。剣と魔法の世界にリアルなドラゴンが登場し、ドラゴン物といえる作品を楽しめるようになって久しい。いろいろ 登場してきたドラゴンのヴィジュアルを見比べる楽しさは格別だし、CGのありがたさもひとしお。このジャンルの代表はあれです、ドラゴンハートだけど、エ ラゴンは物語もシンプルで分かりやすい。冬休みのご家族向けには最適のドラゴン映画。

原題:Eragon
監督:シュテファン・ファンマイアー
原作:クリストファー・パオリーニ
脚本:ピーター・バックマン、ローレンス・コナー、マーク・ローゼンタール
撮影:ヒュー・ジョンソン
音楽:パトリック・ドイル
出演:エド・スペリーアス、ジェレミー・アイアンズ、シエンナ・ギロリー、ロバート・カーライル、ジャイモン・フンスー、ジョン・マルコビッチ
2006年アメリカ映画
配給:20世紀フォック