2008/05/25

アフタースクール

金曜朝日の夕刊に大絶賛の評。それに惹かれて初日の最終回に出かけた。22:50という遅いスタートだったが結構席が埋まっている。多分同じような人が複数いたかな。この時間、寝そうだと思ったらやはり寝てしまった。

終わってみれば、断片化した全体像を再構成する、その仕掛けと見せ方が作品の眼目だったから、寝たのは最悪だったがキャスティングのセンスよさ、カメラ、演出の安定感など、入念に作り込まれた作品ならではの魅力は充分伝わってくる。

意外な事実とユーモラスな人の動きに脱力感ただようクライマックスは、ジグソーパズルのピースがしかるべき場所にどんどん収まっていくような小気味良さ。観客を騙すことを至上としながら、全てが説明仕切れていないため、釈然としない部分も残り大絶賛はしないが、終盤の展開は切れ良く、謎解きには本格推理ならではの面白さもあった。幕切れの気持ち良さと後味は大人ならではの爽やかさ。

大泉洋、堺雅人はバランス良く新鮮。佐々木蔵之介の奥行きがいい感じだった。

監督・脚本: 内田けんじ
撮影:柴崎幸三
音楽:羽岡佳
出演:大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、田畑智子、常盤貴子、北見敏之、山本圭、伊武雅刀
配給:クロックワークス
2007年 1時間42分