2007/09/10

夕凪の街 桜の国 こうの史代

アマゾンの箱を開ける。原作は意外にも100ページ程の薄っぺらなもの。普通のマンガ本より紙質が良い。隅々に配慮が行き届いた造本がなされている。薄さもデザインのうちなのだ。帯の裏にはみなもと太郎の推薦文の下に第9回手塚治虫文化新生賞、第8回文化庁メディア芸術祭大賞「W受賞」とポイント数も控え目に表示されている。作者のことも受賞作品もまったく知らなかった。読んだ。映画は原作のイメージにもセリフにも忠実だったと良くわかった。良い映画だが泣かされはしなかったのに、原作にはたった30ページで泣かされた。

映画は良かったが、こっちを先に読んでいたら受け止め方はかなり違っていたと思う。原作素晴らしい。

双葉社
800+税