2007/08/17

なんばグランド花月 8月

在米の愚息2号が、日本に帰るが京都、沖縄にいくので家には寄らぬと言ってきた。嘆かわしいことだが、2号には2号なりの事情もあるようだ。なら、こちらからと京都まで顔を見に行った。親ばかだが、行きがけの駄賃に吉本新喜劇をセットした。前は全席売り切れでスゴスゴと引き揚げたこともあり、今回は事前にオンラインでチケット購入した。

ザ・プラン9という5人組、つっこみ1人にボケが4人という若手の集団。4人のボケが徐々にエスカレートしたり転調したりと、多彩な波状攻撃をかます見せ方がスマートで、脱力感も程が良い。初めて見たがとてもよかった。

久しぶりの吉本新喜劇は、病院の跡取り息子と看護婦(実はヤクザの跡取り娘)の恋愛騒動。ミスターオクレの入院患者とか、山田花子の看護婦ぐらいしか名前が分からず、知らない顔が増えていたが、ぬるいお湯で半身浴しているような独特のリラックス感は他では得られない楽しさ。

アクロバット、ビッキーズの後は、宮川大助病欠のため花子師一人で二人分の働き。続いて登場したオール阪神・巨人が凄かった。もともと巧さでは定評がある阪神巨人だが、さらに円熟味を増したステージ。あっという間に観客をひき込み、後は縦横無尽に引き回す。こちらは言われるままに揚げられ下げられ引き寄せられ放り出されて館内大爆発。堪能し感動させられた。結構客席を沸かせた後でも、お辞儀をして客席に背中を向けたとたんに、それまでの雰囲気が嘘のような冷めた表情が背中に出てしまう中堅若手は随分多いのだが、オール阪神・巨人クラスになると袖に入るまで演じきっている。隙を見せない気持よさ。背中は大事だ。

トリは桂三枝師。関西人気質をモチーフに、オール阪神・巨人が最大に押し上げた館内の興奮をクールダウンするような語りと客いじり。観客を穏やかな気分で夜の巷に送り出したる、そんな気配も感じさせる余裕の高座。

花月を出て軽く食事。ネット予約したホテル・ル・ボテジュールに投宿。名前を見て何か変だなと思ったら案の定、ぼてじゅうグループの経営だ。お好み焼きもフレンチにしてまう。流石関西なのだ。