「宇 宙戦争」を見に行ったら、ダイエットしたピーター・ジャクソンが登場して「キング・コング」の予告編が始まってしまった。ラッキー。そしたらこれが時 代設定から何からオリジナルに忠実なリメイクの様子。エンパイアステートビルのクライマックスははたしてどんなイメージで見せてくれるのか今から興味津 々。肝心の「宇宙戦争」だが、これどうやって撮ったんだ。ってシーンのつるべうち。大量殺戮マシーンがあたりを蹂躙していくスペクタクルも凄すぎ。ILMとスタン・ウインストンの素晴らしい仕事ぶりが盛り上げる前半の展開は素晴らしい。
後 半はオリジナルの「宇宙戦争」を彷彿とさせるシーンが増える。ティム・ロビンスも絡んで芝居の比重が高くなるが、意外とさっぱりしなくて、もたつき感もあ る。トム・クルーズ絶体絶命の危機もちょいと笑えちゃうのは困った。ジョン・ウイリアムズの音楽も含めて、ヒッチコック風な演出で怖さを醸成せるスピル バーグ。それを完璧に受け止める芝居はやはりダコタちゃんの巧さが群を抜いている。懐かしやジーン・バリーの姿も垣間見えた。
今回のトライポッドは、オリジナルの円盤に迫力では優るが造形の美しさでは劣る。近年の作品には、9.11の悲劇が直接的、間接的に反映されたものが少なくない。侵略者が美しい円盤に乗ってたりするのも今の時代、駄目だろう
な。
2005年6月30日 (木)