
派手なアクションはある。見せ場もきっちりと用意されている。冒険活劇として普通に楽しめる。だったら文句無いじゃん。ってことだが、やっぱもの足りないんである。
ミステリアスでデンジャラスなダーク・ピットのオーラがマシュー・マコノヒーにはないのである。ダーク・ピットが普通じゃ嫌なんである。ところが、ジョルディーノもサンデッカーもみんな軽量級なもんで、キャスティングとしてはトータルバランスよくまとまっていたりもする。一応原作に即した映画化がなされていることでもあるし、だったら文句無いじゃんて訳なのだが。
そうはいかんのである。つまりは華が無いのである。全体に漂うそこそこ感も、てんでクライブ・カッスラー的ではないのである。奇想天外さと華麗さが魅力のダーク・ピットの映画化としてはそこんとこどーしても納得し難いのである。
2005年7月20日 (水)