今年印象に残ったもの
映画
1.アポカリプト メルギブソンは変態なので作品が滅法面白くなるのだ。
2.グッド・シェパード デ・ニーロの演出は巨匠の風格、作品賞級の面白さ。
3.キングダム/見えざる敵 今日的な主題を迫真の活劇で。クレバーな作品。
4.ボーン・アルティメイタム クモ男も海賊も3は落ちたが、これは良い。
5.パフューム/ある人殺しの物語/天然コケッコー
本
1. ウオッチメイカー 創意工夫で常に革新を怠らないディーヴァー天下無敵。
2. 私を離さないで いろんな意味で切なすぎ。作家ってのは業が深いなぁ。
3. デス・コレクターズ 面白さで前作を大幅に更新。この人は目が離せない。
4. 終決者たち ロス市警への復帰は作者の英断か苦肉の作か。次作に注目。
5. 吉原手引草 ボイルド的インタビュー小説。構成の妙と語りの洗練。
星新一 1001話を作った人 懐かしい時代と意外性にあふれた作家の肖像。
ロンググッドバイ 村上春樹渾身の訳業。よくぞやってくれた。家宝だ。
生物と無生物のあいだ リンカン・ライム的とも、真に個性的な科学者達。
美術
森村泰昌 展 スキャンダラス。はっきり言って面白い。
金毘羅宮書院の美展 展示の工夫と至らなさに想像する楽しさが。
若冲展 墨だって素晴らしい。イベントとしても楽しかった。
アートで候 会田誠・山口晃展
舞台
1. 朧の森に棲む鬼 密度高く力感あふれた新感線の夢見るような舞台。
2. 摂州合邦辻 坂田藤十郎の迫力と色気。国立劇場のポスター優秀だ。
3. 熊谷陣屋(吉右衛門)男は色気だ。
4. TOMMY いのうえひでのり、現在最高の演出家だ。
5. コクーン三人吉三 陰惨さを浄化する雪の物量、笑いつつ打たれた。
漫画
竹光侍 2巻、3巻 天才松本大洋の絵、見ているだけで興奮する。
夕凪の町 桜の国 こうの史代いいね。絵も手塚治虫的にうまい。
鼻兔 クール、ハートウォーム、アーティスティック。
大阪ハムレット 絵の強さをしのぐ台詞と展開にインパクト大。
デトロイト・メタル・シティ えげつなさにも品が。2巻最高。
TV
SP 金城一紀の映画的教養と感性を岡田准一で全面展開。超面白。