2007/05/07

異邦人たちのパリ 展


品川、銀座経由で地下鉄乃木坂駅。国立新美術館にやってきた。裏口からのアプローチのよう。モネ展とのセットなら200円安くなるらしいがやめとこう。GW も真っ盛りで女性トイレには列ができている。
今迄何度か来ようと思いながら、人出が凄そうだと先延ばしにして、結局最悪の時期に来てしまった。しかし、最悪はモネ展だったようで、会場は混雑という程のこともない環境だった。

藤田のお出迎えから定番のビッグネームが続いて、何というか、この安定感は何だって感じは建物の尊大な印象に影響されたせいかも知らん。

マン・レイをはじめとする写真家たちの作品が面白い。アンドレ・ブルトンのカラー写真を初めて見た。ブルトンは嫌いだが、ブルトンの「ナジャ」は大好きだ。あれは自分が読んだ恋愛小説のオールタイムベストだったてなことをチラッと思い出す。

会場を出たらさすがに疲れを実感したが、人が多くて休む場所も無い。それなら話題のミッドタウンまで行ってしまえと歩き出す。
ミッドタウンはもっと凄かった。連休中の人出は相当なものだろうが、これから先、どれくらいの賑わいを見せるだろうか。閑散としたイメージばかりが脳裏に浮かんだ。