2007/11/11

10万キロ


愛車ヴィヴィオGXーTの距離計が10万キロに達した。
おめでとう。
ネットで見つけたGXーT。
新潟の中古車ディーラーまで引き取りに行った。
帰路、観光バスを追い越すべく高速走行中、急にエンジン回らなくなり、
雪の関越道で死ぬ思いをさせられた。
不調のまま赤城山ではついに立ち往生。
はらわた煮えくり返る思いでディーラーに電話し引き取らせた。
仕切り直しの納車が平成14年3月、メーターは7万5千キロ。
以来今日まで快調に走り続けている。

GXーTは、スバルが93年に3000台限定で出したT-top(軽で4人乗りのオープンカー)という冗談のような車に、スーパーチャージャー付きのエンジンを乗せ変えるなど手を加え、翌94年に3000台限定発売したという希少性ある車だが、稀少が価値に結びつかなかったのが一番の特徴だ。
ホンダのビートやスズキのカプチーノに勝るとも劣らないユニークな魅力も、まるで一般受けしなかったわけで、このまま人知れず日本自動車史の中に埋もれて行くことだろう。
良さが理解されにくいGXーTだが、最近のブサイクなデザインの車ばっかりの中、私にはこのキュートなGXーTが、よりに一層魅力的に輝いて見える。
どこから見てもそんな気がする。大好きなのだ。
10.20